お相手が心地よいマナーを心掛けましょう

デート代のお支払いについて、度々ご相談を受けます。
結婚相談所では、初顔合わせに当たるお見合いのお茶代は、男性に負担していただくというルールになっています。
お見合いをするのはホテルのラウンジが一般的ですから、お茶代は毎回2,000円~4,000円程度の負担となり、活動費が嵩みます。
ルールですので、お会計の時に女性がお財布を出す必要はありませんが、当然と思わず、「ごちそうさまでした。今日はありがとうございました。」と、丁寧に感謝の気持ちをお伝えすることはとても大切です。
男性会員様から、「ルールなのでお支払いするのは構わないけれど、その時の態度で随分印象が違ってきますよね。笑顔でお礼を言ってお辞儀してもらうと、『あ、この人きちんとしているな、感じがいいな』と思ってしまいますよね。」と、感想が届くこともしばしばです。
ファーストデートは(ルールではありませんが)男性がお支払いくださるケースが多いですが、2~3回目からは、バランスを考える気遣いが必要となってきます。
「デート代は男性が払って当然」「食事代を払ってくれない男性はケチ」とおっしゃる女性もいらっしゃいますが、相手との関係性や年齢差、年収差によって見解が違ってきますので、お相手が心地よいお支払いマナーを身につけないと、敬遠されてしまいます。
男性が全額払うべきか、割り勘を切り出すべきか悩むケースもあるかと思います。
全額払っていただいた場合は、「今日はごちそうさまでした。次回は私にもお支払いさせてください」
もしくは、「もう少しお話したいので、このあとお茶でもいかがですか。もちろん、私にごちそうさせてください」と切り出してもいいと思います。
お茶代ではバランスが悪いようでしたら、次回お会いした時に小さな手土産を用意して、「先日、ごちそうになったのでお礼です。」と言ってお渡しするのも気遣いを感じます。
割り勘にする際のお支払いは、3,000円、5,000円、1万円の新札をポチ袋に入れて持っておき、お店を出たら半額を目安にお渡しするとスマートです。
お相手がハイクラスの男性で、ごちそうし慣れている場合であればなおさら、このような気配りができる女性はとても好印象を残せるでしょう。
お相手が心地よいと感じるお支払いのマナーを身につけて、良縁を引き寄せて頂きたいと思います。