男性のクールビズはどこまで許される?

9月に入ってからクールビズのお話をするのは、タイミング的にいかがなものかと思いましたが、先日女性会員様から気になるご報告を受けたので、投稿することにいたしました。
猛暑のお昼間、10分前に待ち合わせ場所に着いた彼女は、時間になってもお相手が現れないので、緊急連絡ツール(お見合い当日のみ、お相手とメールのやりとりができるシステム)を使って、「待ち合わせ場所に着いていますが、どちらにいらっしゃいますか?」と連絡してみました。
すると、「僕も10分前から待ち合わせ場所にいます。」というお返事。
驚いた彼女が周りを見回すと、Tシャツにハーフパンツ、スニーカーという超カジュアルな服装の男性が、不安そうにキョロキョロしていました。
「プロフィール写真がスーツ姿で好印象だっただけに、同一人物と分からなくて、思わず二度見してしまいました。お話しているときも、暑いからクールビズOKで助かった~と、特に服装のことを気にする様子もなく笑ってました。暑くても、スーツやジャケット着用で来るのがお相手へのマナーだと思います。」
と、彼女のお返事は「お断り」でした。
夏の婚活男性は、「会話で失敗」より「服装・見た目で失敗」する方も多くなります。
最近は在宅勤務も増え、スーツを着る機会が少なくなっていることも、暑い時期にきちんとした格好に着替えて外出することのハードルを上げてるのかも知れません。
また、職場によっては普段からかなり自由な服装でいいところもあり、クールビズに至っては、今回の彼のような服装もOKのところもあるでしょう。
けれどIBJでは、お見合いの時は、男子はスーツ又はジャケットに襟付きのシャツなど、清潔感のある真面目な印象の服装でと、ルールで決まっています。
クールビズでは、ネクタイとジャケット着用は必須ではありませんが、ジャケット持参はマナーです。
待ち合わせ場所やご挨拶して着席までは、ジャケットを羽織っておく方が、女性からの印象はいいようです。
早めに到着して、汗が引いてからお見合いに臨むのがベストです。
男性は「ジャケットを脱いでもいいですか」とお相手に断ってから脱ぐようにいたしましょう。
女性の方からも「暑いですから、どうぞジャケットをお脱ぎになってくださいね」と気遣いすると、好印象です。
お見合いはまず、「ルール&マナーを守れる人か」という、お互いの安全性を確認する場でもあります。
スーツを着ることで、男性は自己認識が高まり、自信に満ちた印象を与えることができます。
自信を持つことで、周囲に対してもポジティブなエネルギーを発散し、結果として女性に好印象を与えるのです。
また、スーツは高い社会的地位や専門性を示すシンボルであり、女性はこれによりスーツ姿の男性を頼りがいのある人物と認識します。
これからの実りの秋(=成婚シーズン)に向けて、ルール&マナーを守った清潔感のある服装で、よいご縁を引き寄せましょう。