現実との折り合い

皆さま ごきげんよう
婚活サロンアンターク代表の町田でございます
親御様のすすめで
地元の結婚相談所に在籍しているものの
ほとんど活動をしないまま
10年という月日が流れてしまったある女性から
久しぶりに連絡がありました
ついに良い出会いがあったのでは!
と期待しましたが・・・・
「どんな男性とお見合いしても
どうしても『推し』と比べてしまって
交際する気になれなくて~
〇〇さんはね~
(「推し」のことを既にお付き合いをしているかのように
下の名前で呼んでいます)
本当にイケメンでスタイルが良くて
歌がうまくて頭がよくて
誠実で男らしくて、責任感があって
いざというときに頼りになるのよね~」
って、
いつから彼と同棲しているのかしら?と
耳を疑うようなセリフが延々と続きました
昔は「ファン」である対象人物は
「雲の上の人で、住む世界の手の届かない人」
であると
多くの人がきちんと認識できていたように思いますが
最近は
その折り合いが付いていない人が多いように思います
もちろん
「推し活」は日常に彩や癒しを与えてくれたり
張り合いになることが多くあるので
「推し活」そのものを否定するつもりはありませんし
「推し活をしている人が結婚に不向き」というわけではありません
お相手を「推し」と比べるのではなく
「推しを一緒に押してくれるひと」もしくは
「推し活を理解してくれるひと」
という視点でお相手探しをしてみてはいかがでしょう
プロフィールの「趣味」の欄に
「推し」のことを記載している人も珍しくなく
「推し活をしている同志」のご成婚も増えています
婚活10年越えの彼女も
現実と折り合いをつけて
良いご縁に出会えますように!