リサーチが重要

皆さまごきげんよう
婚活サロンアンターク代表の町田でございます。
一昨日、真剣交際中の会員様から、
双方の親御様へのご挨拶が無事に済み、
お互いに好印象だったとのご報告をいただきホッとしております。
本日は「親御様へのご挨拶」についてお話しようと思います。
私の相談所では、
プロポーズ前にお互いのご両親へのご挨拶を済ませておくようにお勧めし、
事前準備や当日の注意点についても詳しくアドバイスしています。
結婚前のご挨拶は、先に女性の実家を訪れるのが、マナーとなっています。
最近は、実家ではなくレストランやカフェなどで、
ご挨拶を済ませるケースも増えているようですが、
その場合も女性側の親御様に先にお会いするのがいいでしょう。
ご挨拶の事前準備として、訪問する時間帯や滞在時間、
第一印象を決める身だしなみ、持参する手土産などを決め、
当人同士で綿密な打ち合わせをし、
両親へのリサーチも必要になってきます。
手土産は3,000円~5,000円が相場、親御様のお好みに合わせて、
老舗デパートで前日までに購入しておくと安心です。
一番忘れてはいけないのは、両親へのリサーチです。
ご両親がどんな性格か、自分たちの結婚を親としてどう思っているか、
そして、結婚相手の自分について何をどこまで話したかということも確認しておき、
追及されたり、フォローが必要だったりするときのために備えておきましょう。
また、ご両親からどんな質問が来るかを想定して、
お相手との間に意見の食い違いがないように、
話し合っておくことも大切です。
結婚相手を選ぶときにはバックグラウンドが大切です。
ご両親にお会いすることで、
お相手の、親御様との関係性や価値観を改めて認識することができます。
また、お相手のお父様とお母様がどんな関係か、
というのは見ておいた方がいいでしょう。
家庭環境は本人の結婚観に影響があることは確かですから、
見極めのポイントにもなります。
プロポーズや入籍の日取りまで決めていた順調なカップルが、
親御様へのご挨拶後に破談になってしまったケースもあります。
「ご挨拶当日は私のことはそっちのけで、お母様とべったり、
なんでもお母様の言いなりで・・・
しかも『今度の子は大丈夫なの?』とお母様に聞かれて、
『あ、大丈夫だと思うよ~』などと軽いノリで答えている彼を見て、
この人(この家族)との将来は難しいと感じました。」
と、女性側から「交際終了」となってしまいました。
この男性は、最後まで自分のどこがいけなかったのかが分からなかったようでした。
自分の親との普段通りの会話であっても、
お相手にとっては致命的な印象を与えてしまうこともあります。
お相手のお気持ちに配慮した会話をするよう、
自分の親にもしっかり伝えておくことは基本のマナーです。
また、軽口や冗談のつもりで言ったことが、悪く解釈されて反対されて、
破談になることもあります。
結婚したいのなら、両親に愚痴やネガティブな情報を伝えるのは控えましょう。
結婚のご挨拶や初めてお相手のご両親に会うときは、十分に準備して、
「悪い印象を残さない」ことを最優先にすることが大切です。